「生きづらさ」ってなんだろう?|環境が変わったら、見える景色まで変わった

日常
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「生きづらさ」と聞くと、どこか自分自身に原因があるように感じてしまうことがあります。

自分の考え方が悪いのかな。
もっと頑張らなきゃいけないのかな。
自分が弱いから、こんなに苦しいのかな。

でも、少し前の私は、仕事が苦しくて仕方がありませんでした。

仕事が苦しくて仕方なかった頃

当時の私は、上司とのコミュニケーションに悩んでいました。

報告をしても、なかなか反応がない。
相談しても返事がない。

そのため、相談したうえで返答がなく、業務に支障がなさそうなことであれば、

「では、こうしますね」

と、自分で判断して進めることもありました。

一方で、仕事をしていて「これは違うのでは?」と思ったことを伝えると、「口答え」と受け取られてしまうこともありました。

気づけば、上司とは朝晩の挨拶以外では、できるだけ目を合わせない。

業務上のやり取りは、ほとんどテキストだけ。

メールを送るときも、

「この書き方をしたら、また何か言われないだろうか」

と考えて、相手の機嫌を損ねない文章を作る。

仕事そのものよりも、1日の大半を上司との関係に神経を使っているような毎日でした。

いつの間にか、不安だらけになっていた

そんな状態が続くと、目の前の仕事だけではなく、将来のことまで不安になっていきました。

この仕事を、この先も続けていけるのだろうか。

もし自分の代わりになる人が入ってきたら、自分は必要なくなるのではないか。

これから先、この会社に自分の未来はあるのだろうか。

仕事だけではありません。

年齢を重ねる中で、これからの生活や家族について考えることも増えました。

仕事とこれからの人生。

いろいろなことが重なって、気づけば「不安しかない」と思うようになっていました。

「もう、このままでは難しい」と思った

さすがに、この状態が続けば業務にも支障が出てしまう。

そう考えるようになりました。

以前、部署異動を提案されたこともあり、そのことを改めて考え、私は部署異動を願い出ました。

そして、その後、部署を異動することになりました。

環境が変わると、見える景色も変わる

新しい上司との面談では、これまでとはまったく違う雰囲気で、これからについて前向きな話をしてもらいました。

これからやりたいことが見えてきたら、どんどん伝えていい。

苦手なことや、やりたくないことも無理に抱え込まずに相談していい。

これから生活に変化があっても、遠慮せず相談していい。

そんな話を聞いているうちに、今まで真っ暗だったように感じていた未来が、少しずつ明るく見えてきました。

もちろん、急な異動なので、短期間で引き継ぎをしなければなりません。

大変なことは、きっとあります。

それでも、不思議なくらい「これからは大丈夫かもしれない」と思えました。

生きづらさは、自分だけの問題ではないのかもしれない

この経験をして、私は「生きづらさ」について少し考え方が変わりました。

苦しいとき、私たちはつい、

「自分がもっと頑張ればいいのかな」
「自分の考え方を変えなきゃいけないのかな」

と、自分自身を変えようとしてしまいます。

もちろん、自分の考え方や行動を変えることで楽になることもあると思います。

でも、それだけではなく、

「今いる環境が、自分に合っているのか?」

と考えてみることも大切なのかもしれません。

私の場合、環境が変わっただけで、同じ会社、同じ自分なのに、未来の見え方が大きく変わりました。

「明るい未来なんてない」と思っていたのに、今は「これからどうなるんだろう」と少し楽しみにさえ思っています。

これからのことも、まだ手探り

これまで私は、営業、飲食、販売、営業事務、事務など、いくつかの仕事を経験してきました。

「今の仕事、合っていないかもしれない」
「こっちの仕事のほうが向いているかもしれない」

そう思いながら、仕事を変えてきた部分もあります。

今度こそ専門知識を身につけて、その道のプロとして仕事ができる人になりたい。

そう思って入社した会社だったので、ここで頑張りたいという気持ちもありました。

でも今回、仕事そのものだけではなく、「人」という環境も大切なんだと初めて実感しました。

異動先は、いろいろな仕事を担当する部署です。

それでも、新しい上司からは、さまざまな仕事がある中で、それぞれがやりたいことを見つけて、そこを伸ばしていける環境だと聞いています。

それを聞いて、少し安心しました。

30代後半。

これからの人生や家族のことを考えながら、仕事をどう積み上げていくのかも、まだ手探りです。

また振り出しに戻ったような気持ちになることもあります。

人より遅いかもしれない。
もしかしたら、ずいぶん遠回りしているのかもしれない。

それでも、これまでの経験が全部無駄だったとは思いません。

またここからです。

遠回りでも、手探りでも、自分なりに頑張ってみようと思います。

『生きる力ってなんですか? ピンチを乗り越える齋藤メソッド』を読んで

今回読んでいる『生きる力ってなんですか? ピンチを乗り越える齋藤メソッド』の第一章には、「生きづらさ」について書かれています。

その中で、不安を感じたときには、まずその不安の正体を見極めることが大切だという考え方が出てきます。

この言葉を読んだとき、私は自分自身のことを振り返りました。

あの頃の私は、仕事のことだけではなく、将来のことまで一つにつながってしまい、「この先どうなるんだろう」と不安を膨らませていました。

でも、今振り返ると、すべてを自分一人で解決しなければならなかったわけではありません。

相談する。
環境を変える。
誰かに頼る。
今できることに取り組む。

そうやって、一つずつ状況を動かしていくこともできました。

私にとっての「生きる力」

この本を読みながら、私にとっての「生きる力」って何だろう、と考えています。

何があっても平気なことでも、
一人ですべてを解決できることでもないのかもしれません。

苦しいときに、

「今、何が苦しいのか?」

を考えて、

「自分にできることは何か?」

を探す。

そして、ときには環境を変えたり、人に頼ったりする。

そんなふうに、少しずつでも自分の状況を動かしていく力なのかもしれません。

今の私は、まだ異動したばかり。

これから大変なこともあると思います。

それでも、今は「明るい未来しかない」と思える。

少し前の自分からすると、それだけでも大きな変化です。

この本を読みながら、これからも「生きる力」について、自分なりに考えてみたいと思います。

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